商人NPCの作成方法 その1

商人NPC作成1 01

今回は、Skyrimの商人NPCを作成する方法についてです。

以下のような4つの過程でマルカルスにある宿屋「シルバーブラッド」に商人NPCを作成していきます。
使用するツールは、Creation Kitだけです。

1-商人NPC用の顔データの作成
2-新しいContainerの作成
3-新しいVender Factionの作成
4-新しいNPCの作成

今回のその1で「1-商人NPC用の顔データの作成」と「2-新しいContainerの作成」を、次回その2で「3-新しいVender Factionの作成」と「4-新しいNPCの作成」を説明していきます。

作業の数は多いですが、すべての過程において、既存の設定を改変して使用するという方法は共通しているのでそれほど難しいものではないと思います。

参考にしたのは、Nexus WIKIの「Adding a Merchant NPC to Skyrim」というチュートリアルです。
http://wiki.tesnexus.com/index.php/Adding_a_Merchant_NPC_to_Skyrim

Creation Kitの導入に関しては、「Skyrim:Creation Kitのインストール方法」を参照してください。

1-商人NPC用の顔データの作成

はじめに商人NPC用の顔データを作成していきます。
ここでは、プレイヤーキャラクターの顔データを、商人NPCの顔として使用する方法をとります。
※ヴァニラ以外の素材を使用して作った顔も使用できますが、その場合の説明はここでは省略します。

ゲームをスタートして、使用したい顔データのキャラクターのセーブデータを選択します。
または、ゲームをスタートして「showracemenu」で顔を作成します。

コンソールを開き、
spf mypc
と入力します(図1参照)。mypcの箇所は、ファイルの名前になるだけなので任意で構いません。

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図1

ゲームを終了して、Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrimに、mypc.npcというファイルが作成されているのを確認してください。

このmypc.npcというファイルは、手順「4-新しいNPCの作成」で使用します。

2-新しいContainerの作成と設置

商人が売るアイテムが入ったContainer(コンテナ)を作成して、Skyrim内に設置します。
はじめに作成の説明をして、その後に設置の説明をしていきます。

ここからはすべてCreation Kitでの作業となります。
ENBを使用している場合は、d3d9.dllを一時的に外すなどしてオフにしておいてください。

2.1 新しいContainerの作成

Creation Kitの起動させたら、Skyrim.esmとUpdata.esmを読み込みます。

Object windowのWorldObject→Container(図2 )と進み、使用したいContainerを選択します。

商人用のコンテナは「Merchant + 場所(Whiterunなど) + 人の名前あるいは店の名前(FarengarsやWarmaidensBlacksmithなど) + Chest」と名前がついています。
ここでは、チュートリアルと同じくMerchantMarkarthArnleifandSonsChest(図2 )を選択しました。
ダブルクリックすると、Container(図2 )というウィンドウが開きます。

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図2

Item List(上図 )に書かれているものは、その商人が売るアイテムの一覧です。

Item List枠内で右クリックをしてメニューを表示させ、Deleteを選択すればそのアイテムを消すことができます。
アイテムを追加する場合は、同様にしてNewを選択してListの下にあるObjectの一覧からアイテムを選択することで追加できます。

Object Windowでアイテムを選択し、Item List枠内にドラッグ&ドロップすることでもアイテムをリストに足すことができます。
図3では例として、Glass Swordをリストに追加しています。

商人にが持つGoldを増やしたい場合は、Items→MiscItemのGold001というアイテムをリストに追加して、カウントを5000などとすれば、5000Gold持つことになります。

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図3

新しいContainer用にIDも新しくします。

ここでは、000MerchantMarkarthTestChestとしました(図4 )。
はじめにゼロを3つ付けたのは、Object Windowで一番上にくるので見やすいという理由です。

【2014/1/13 追記】
IDを0や、01など数字から始めると、スクリプトがそのIDを呼び出すときに問題が生じるので、IDは数字から始めないようにしたほうがいいそうです。
ここでは、aaaMerchantMarkarthTestChestなどのIDにしてください。

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図4

IDを新しくしたら、OKボタンを押します(図4 )。
「Create a new Form?」というダイアログが表示されるのではいを選択してください。

WorldObjects→Containerに、000MerchantMarkarthTestChestが追加されているのを確認してください。

ここまでの作業を、espファイルに保存します。

File→Saveと進み(図4 )、ファイルの種類はespのまま変更せず、場所がProgram Files (x86)\Steam\steamapps\common\skyrim\Dataになっていることを確認して名前を付けて保存します。ここでは、チュートリアルと同じくMyMerchant.espとしました。

うまく保存できていれば、Creation Kitのウィンドウ内左上のCreation Kitと書かれた右側が[MyMerchant.esp]となっているはずです。
Skyrim\DataにMyMerchant.espも作成されているので確認してみてください。

2.2 新しいContainerの設置

作成したcontainerをSkyrimの世界のなか、マルカルスのシルバーブラッドの宿屋に設置します。

Cell ViewからMarkarthSilverBloodInn(図5 )というCellを見つけて、ダブルクリックします。
すると、Render Windowにシルバーブラッドの宿屋が表示されます(図5 )。

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図5

Cellを表示する前に警告が出た場合はキャンセルを選択してください。

Object WindowのWorldObject→Containerから手順2.1で作成した000MerchantMarkarthTestChestを選択して、ドラッグ&ドロップでRender window内へと設置します(下図参照)。

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図6

Containerを設置できたら任意の場所に移動させます。

ここからレンダーウィンドウ内での作業になるので、以下にレンダーウィンドウ内での操作について簡単にまとめておきます。

◆カメラの操作

・マウスホイール: カメラのズーム
・マウスホイールボタンをクリックしながらマウスの移動: カメラの移動
・Shift+Fキー: 選択されたオブジェクトに焦点を合わせる
・Shift+マウス移動: オブジェクトを選択して、Shiftキーを押したままマウスを動かすと、選択されたオブジェクトの周りをカメラが回る

カメラ、あるいはこの後説明するオブジェクトが動かないときは、レンダーウィンドウがアクティブになっていない場合があります。
レンダーウィンドウ内をクリックしてアクティブにしてください。

◆オブジェクトの操作

・左クリック: オブジェクトの選択
選択されたオブジェクトは赤緑青のラインで囲まれます。
オブジェクトの選択はクリックでもできますが、大きなオブジェクトが邪魔して小さなオブジェクトを選択できないことが多いので、Cell Viewの右側の一覧から選択する方法が一番簡単だと思います。

・Dキー: オブジェクトの選択解除
・Eキー: オブジェクト移動用のギズモの表示

商人用のContainerは、床の下などのプレイヤーキャラクターが手の届かないところに設置するのがいいようです。
ここでは、図7のような場所に設置してみました。

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図7

ここまでの作業を保存して、マルカルスのシルバーブラッド宿屋へ行き、ゲーム内でContainerを確認してみます。
ゲームを始める前に、MyMerchant.espにチェックが入っているのを確認してください。

床の下に設置したので、コンソールコマンド「tcl」を使用して確認します(図8参照)。

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図8

その1の作業はここまでとします。
次回その2で「3-新しいVender Factionの作成」と「4-新しいNPCの作成」を説明していきます。

以上、「商人NPCの作成方法 その1」でした。

商人NPCの作成方法 その2」へ進む

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