GTA5: 動画編集素人がロックスターエディターで遊んでみました その2

動画編集素人がロックスターエディターで遊んでみました その1」の続きです。

今回は、その1では説明できなかったクリップの編集、音楽・テキストの追加、ディレクターモードについて説明をしていきます。

1. クリップの編集
2. 音楽・文字の追加
3. ディレクターモード
という順番で説明をしていきます。

1. クリップの編集

ここではカメラ位置の変更、エフェクトの追加などを行うクリップの編集について説明をしていきます。

ロックスターエディターを起動させたら、プロジェクトをロードします。この記事ではその1で作成したふたつのクリップをつなぎ合わせたプロジェクトを使用します(図1参照)。

タイムラインで編集したいクリップ(ここでは図1左側のクリップを編集していきます)を選択したら、Enterキーを押します。

Rockstar Editor 2 01

図1

すると図2のような編集画面に切り替わるので、ここでクリップの編集を行います。

Rockstar Editor 2 02

図2

編集画面右上には、巻き戻し、再生、早送りなどのボタンがあります(図2 A )。
シークバー上にある4角形または5角形のアイコンは、マーカーと呼ばれるものです(図2 B C D )。
画面左上には、クリップの編集項目が表示されています(図2 E )。

右上の各ボタンについては説明はいらないと思うので、以下ではマーカーとクリップの編集項目について順番に説明をしていきます。

1.1 マーカーについて

クリップの編集は、マーカーがある箇所でのみ行うことができます。シークバー上のマーカーをクリックすると左上に編集項目が表示されますが、マーカーがない個所では編集ができないので左上の編集メニューも表示されません。

マーカーには、クリップの最初と最後の部分にデフォルトでついているマーカー(以下「初期マーカー」と呼ぶことにします)と、任意の箇所に追加できるマーカー(以下「追加マーカー」と呼ぶことにします)があります。
図2でいうと、 B D は初期マーカーで、 C は追加マーカーとなります。

1.1.1 初期マーカーについて

まずは初期マーカーについて説明しながら、クリップにエフェクト効果を追加する、という簡単な編集を例として行ってみます。

編集画面に読み込まれたクリップには、最初(図3 A )と最後(図3 B )に初期マーカーが付いた状態で読み込まれます。
最初のマーカーをクリックすると左上に編集項目が表示されるので、エフェクト(図3 C )をクリックします。

Rockstar Editor 2 03

図3

フィルターで「氷」を選択します(図4赤枠参照)。
すると図4のようにクリップ全体に氷のエフェクト効果が適用されます。

Rockstar Editor 2 04

図4

編集の効果は、編集したマーカーの以降のすべてのシーンに適用されるので、最初のマーカーを編集すればその効果はクリップ全体に適用されることになります。

編集効果を保存したい場合は、F5キーで保存できます。
保存した編集を元に戻したい場合、ここの例でいえばエフェクトのフィルターで「フィルターなし」を選択すれば簡単に元に戻ります。

図5のように初期マーカーをドラッグさせることで、クリップの初めの部分、あるいは最後の部分を削除することが可能です。

Rockstar Editor 2 05

図5

クリップの途中の部分だけを削除する場合には、初期マーカーをドラッグさせるだけではできないので、同じクリップをふたつ用意して編集後つなぎ合わせる、という方法をとればいいと思います。

なお、初期マーカーは削除することはできません。

1.1.2 追加マーカーについて

次に追加マーカーについて説明をしていきます。

初期マーカーを編集するとその効果はクリップ全体に適用されますが、クリップの好きな部分に編集効果を適用させるにはあらたにマーカーを追加します。

マーカーを追加するには、まずはシークバーのマーカーを追加したい箇所にカーソルを合わせます(この時点ではマーカーがないので左上の編集メニューは表示されません)。
この状態でMキーをクリックすると、シークバー上に図6ようなアイコンが追加され、それと同時に左上に編集メニューが表示されます。

マーカーが追加できたので、後は好みの編集を行います。
図6では追加したマーカーに、エフェクトのフィルターで「フィルターなし」という編集を行っています(図6 B 参照)。

1.1.1と1.1.2の編集によってこのクリップは、最初のマーカーから追加した図6 A の位置までは「氷」のエフェクトが適用され、図6 A の位置から最後のマーカーまでは「フィルターなし」が適用されることになります。

Rockstar Editor 2 06

図6

追加マーカーは、ドラッグすることで位置を移動させることができます。これによりエフェクトなどの開始(または終了)位置を調整できます。

初期マーカーは削除できませんでしたが、追加したマーカーの場合は、削除したいマーカーを選択してDelで削除ができます。

1.2 編集できる項目について

クリップの編集画面の左上に表示されている編集項目について、上から順番に簡単に説明をしていきます。

1.2.1 カメラ

ここでカメラの位置などを変更します。

フリーカメラ以外のカメラでは、ターゲットを写す角度はそれぞれ異なりますが、ターゲットはプレイヤーに固定され、プレイヤーが動くとカメラも動くという点では同じです。

フリーカメラでは、ターゲットを写す角度(カメラ編集で行う)を自由に設定することができ、ターゲットもその画面に入っている様々なキャラクターに合わせることができます。
カメラの移動は、ターゲットと同じく移動するようにも設定できますし、ある場所に固定することも可能です。
フリーカメラにはブレンドモードという設定があり、リニアかスムーズに設定することによって、現在のマーカーのカメラ位置から次のマーカーのカメラ位置への移動を滑らかにさせることができます。

図7ではフリーカメラを使って、キャラクターを正面から見上げるようにカメラ位置を変更しています。

Rockstar Editor 2 07

図7

ここで説明したもの以外にもカメラ編集には様々な設定がありますが、言葉で説明するよりも実際にロックスターエディターのなかで試してみた方がわかりやすいと思いますので、カメラの説明はここまでにしておきます。

1.2.2 背景ぼかし

グラフィックスの設定で「ゲーム内での背景ぼかし」を有効にしていないと設定できないので注意してください。
フォーカスでカスタムを選択すると、焦点にする対象を選択することもできたりします。

1.2.3 エフェクト

1.1.1や1.1.2で行ったように、画面全体に様々なエフェクトをかけることができます。
彩度、コントラスト、明るさ、ビネット(画面のふちを暗くする効果)によって細かな設定もできます。

1.2.4 オーディオ

効果音量や、会話音量などの設定を行います。
例えば、会話音が邪魔な時には会話音量をゼロにして会話音を消す、という使い方などがあります。

1.2.5 スピード

選択中のマーカーから次のマーカーまでの間のスピードを調整します。
値を大きくすると早送り再生のようになり、値を小さくするとスロー再生のようになります。

1.2.6 ポジション

マーカーはドラッグすることで位置の調整ができますが、ここでも位置の調整ができます。

1.2.7 サムネイルに設定

サムネイルに設定をクリックすると、クリップのサムネイルを現在のマーカーの画像に変更することができます。

現在編集しているクリップのサムネイルは、図1のように元々はフランクリンを後ろから写したものでしたが、サムネイルに設定を使用して図8 A B のように変更することができます。

Rockstar Editor 2 08

図8

1.2.8 シーン移行

クリップのつなぎ目にフェードイン効果を適用します。
初期マーカーにのみ適用可能です。

1.2.9 アンカー

アンカーをオンまたは限定にすると、タイムライン上にもアンカーが表示されます(図9 A )。
音楽や文字などを追加するときの位置の目安として使用するといいみたいです。

Rockstar Editor 2 09

図9

アンカーを「オン」にすると、カメラやエフェクトなどの編集も行うことができます。
アンカーを「限定」にした場合、タイムライン上でのアンカー表示のみ行われ、カメラやエフェクトなどの編集は行うことができません。

初期マーカーにはアンカーを設定することはできませんので注意してください。

2. 音楽・文字の追加

ここでは音楽と文字の追加について説明をしていきます。

2.1 音楽を追加

プロジェクトメニューからラジオの曲を追加、またはゲーム内音楽を追加を選択します。
すると、音楽の一覧が表示されるので、追加したい曲を選択してEnterキーを押します。

タイムラインが表示されるので、位置を決めたらEnterキーを押して曲を追加します(図10参照 A )。

Rockstar Editor 2 10

図10

曲を選択した後、Ctrl+Xキーまたは左クリック(長押し)で配置した曲をつかむことができるので、再配置したいときにはこの操作で行います。

Qキー、またはEキーを長押しすると曲の切り取りをすることができます。
Qキー(曲の初め)、またはEキー(曲の終り)を長押しすると、⇔のような矢印(図11 A )が表示されるので、キーを押したままこの矢印を動かして切り取りを行います。

Rockstar Editor 2 11

図11

最低でも約30秒が必要となるようなので、これより短くはできません。
また、ラジオの曲や、ゲーム内音楽を複数同時に生成することはできないので注意してください。

2.2 テキストを追加

テキストの追加に関しては、日本語のGTA5特有の不具合なのか仕様なのか、個人的な環境による問題なのかちょっとわからないのですが、問題点がふたつあります。
ひとつ目は、日本語入力は可能だが、編集中何も見えない状態になる(Enterキーで決定するまで何も見えない)。
ふたつ目は、フォントの変更ができない。

以上の理由により、日本語のテキスト表示に関してはロックスターエディターを使わず、他の動画編集ツールを使って解決してしまうのがよいのではないかと思います。

ふたつの問題点について、解決方法が今後見つかったらここでお知らせします。

3. ディレクターモード

最後にディレクターモードについて説明をしておきます。

ディレクターモードでは、「ストーリーモードのキャラクター、ロスサントスやブレイン郡の住人、動物といったキャストが使用可能です。様々なアクションや台詞を発動することや、天候、時間帯、ロケーションの設定も行えます」(Social Clubのチュートリアルから抜粋)。

ディレクターモードは、ロックスターエディターを起動→ディレクターモードを選択、またはゲーム中にMキーを押してアクションメニューを表示させてディレクターモードを選択、で起動することができます。

ディレクターモードが起動すると、まず図12のような画面に切り替わります。
左上にキャストメニューがあるので、ここでアクター・天候・場所などの設定を行います。

Rockstar Editor 2 12

図12

アクターのなかには?が表示され選択できないものがありますが、これらはストーリーを進めていくことで解除されます。

図13は、ディレクターモード中のゲーム画面です。
ディレクターモード中のゲーム画面では、右上に「ディレクターモード」と表示されます。

Rockstar Editor 2 13

図13

一度ディレクターモードでゲームを開始すると、アクターの変更は一度キャストメニュー(図12)に戻らないと変更できませんが、それ以外の設定はMキーを押すとディレクターモードのメニュー(図13左上)が表示されるのでここで変更可能です。

 以上、「動画編集素人がロックスターエディターで遊んでみました その2」でした。

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